ふたりの新入社員
今月から子供が社会人デビューです。
1人は商社兼メーカー、一人は家業の住宅の施工管理です。
商社に就職した子供が研修内容をたまに教えてくれます。
就職前から何度か同期で集まる機会があり、入社前から仲良くなっていたので、出勤初日はキリッとしながらもうれしそうでした。
研修中、早く仲良くなるためなのか?昼ご飯と夜ご飯が出ます。それをみんなで食べるそうです。安全管理への意識を高く持つことや、グループで話し合ったことを発表するプレゼンテーション、名刺交換の仕方や電話対応など。
財務会計を勉強する時はゲームから始めたそうです。それによってイメージがつかみやすくなったと言っていました。
新しい環境への不安よりもいろんなことを学びたい、たくさんの人と早く仲良くなりたいという子供の気持ちが伝わります。またそのように思わせてくださるカリキュラムや仕組みを作って子供達を育んでくださってる会社の方々に感謝です!
もう一人、家業に就職した子供は、大変な仕事だと頭では理解していたつもりだけど、実際とのギャップに戸惑いながらも頑張っています。
朝早くから夜遅くまでの勤務や、挨拶しても素っ気ない職人さんに
「(この仕事)やっていけるんか?」とか、「よそで働いてきたんか?(修行してきたんか)」など今までの固定概念で話をされる方もあり、メンタルショックを受けていますが、多忙なお父さんを助けたい気持ちでなんとか乗り切っています。
大学で学んできただけでは評価はされないんだねと、これまた頭では理解してたかもしれませんが、現実の厳しさを毎日感じながらも、優しく接してくださる方もあり、そんな時には気持ちが救われると言います。
今が一番辛いかもしれません。少しずつ人にも仕事にも慣れてくると、やりがいや楽しみも見いだせるかもしれません。同期はいないので、他社に就職した友達がいいなーと思えるかもしれませんが、とりあえず自分が選んだ道で頑張ってみてほしいです。一年続けると大きく成長して強くなってると思います。
子供の側から思うのは働きやすい環境を作らないと、若い人や働き手は来ないという現実です。
初日に挨拶回りをして子供が感じたのは「(現場の方々は)本当に若い人に働きに来てほしいと思ってるのかな?」ということです。まだまだ男性優位の社会なので、女性が勤めるには変えていかなければならない点が多くあるようです。
「ファーストペンギンは大変やな」と子供に声をかけながら、夫とも話をし、若い人が勤められるように改善を図っていきたいと思います。時間かかるなー??
いや、そんなことはない!言霊だ!
若い人も女性も働きやすい職場になった!
完全週休二日制になった!
終業時間も5時には帰れるぞ!予祝!!!